賃貸借契約書

建設協力金とは

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建設協力金とは、土地の所有者(貸主)がその土地への出店希望者(借主)から無利息で融資を受ける建物の建設資金のことを言います。土地の所有者はその資金を以て、自己所有の建物を建て、出店希望者へ貸し出す形となります。建物の完成後、借主から支払われた建設協力金は、両社間で締結された賃貸借契約の保証金に転換され、毎月の賃料から相殺していくことで借主に返還されます。


 土地の所有者からすると、金融機関への借り入れをせずに建物を建設することが出来、且つ建物完成後にすぐテナントが入ってくれる(新たに探す必要がない)為、リスクは非常に小さくなります。また、一般的には借主からの申し入れで契約期間の途中で解約となった場合、保証金の返還義務がなくなることが多い為、その点からも土地所有者のリスクは小さく抑えられます。

一方で借主側からしてもメリットがあり、それだけ土地所有者のリスクを抑える分、月額賃料を相場よりも低く設定出来るのが一般的です。また、建設協力金を払って貸主に建ててもらうので、建物の仕様に借主の意向を強く反映させることが出来ますし、あくまで所有者は貸主となりますので、固定資産税もかかりません。貸主側と借主側のニーズが一致した場合は、双方に大きなメリットを生み出すことが出来る方式といえます。

とは言え、最近の人気小売業などは、できるだけ建設協力金を抑えたいとの思いから、建設費の半分も協力金として出さないケースも増えており、土地の所有者が1億円近くを負担しなくてはならない場合が増えているとのことで、一概に建設協力金と言っても、金額や条件などは様々あるようです。

Pro-Sign賃貸借契約書管理では、建設協力金に関しても記入欄があり、すぐに確認できるようになっています。

建設協力金